お品書き
時に神は残酷だ(和田竜二騎手引退)
先々週の発表になりますが、これは触れておきたく。(私用にて他の更新も遅れています🙏)
1月11日京都1Rで落馬負傷した和田竜二騎手は、復帰を断念することを1月22日に発表しました。和田騎手は2026年度調教師試験に合格、本人申請により特例として2026年2月28日の騎手免許満了後の3月1日を始期免許の始期としていました。骨折の手術の際に靱帯断裂も見つかりまして、後々のために馬に乗れるよう治癒するには時間を要するとのこと。結果として、治癒は2月28日間に合わないための決断です。
近年は怪我が多く、出来る限り騎乗したい気持ちやったと拝察します。他馬の斜行により行き場を失ってのことですから、、、残念なこととなりました。引退式があれば、私も阪神競馬場へはせ参じようと計画していたのですよ。
和田騎手は、テイエムオペラオー、はるかに賞金金額が少なかった時代の馬なのに未だに歴代獲得賞金上位にいる馬の主戦でした。2000年は古馬王道路線を歩み不敗。世紀末覇王。YouTube界隈では “テイエムオペラオー、スゲー” ってまとめ動画が数多上がっております。
で、でもですよ。
三連単も3連複も(一応、馬単も)売られていなかった時代。テイエムオペラオー → メイショウドトウ の1着、2着を延々と見せつけられた馬券ジャンキーは、G1を迎えるたびに魂が削られるような思いをしていました。有馬記念なんて、ついに馬連が120円だったんですよ!レース後インタビュー時に和田騎手が発した「シャー」と叫ぶパフォーマンスも、さらに苛つかせてくれました。
今ならわかるのです。
JRAの売り上げはオグリキャップブームから顕著に伸び、1997年には4兆円の大台を超えました。翌年からバブル崩壊の余波で(競馬の売上減は、景気後退からやや遅れて発生します)急降下中だったのです。何とかしたい、話題になることをしたい、そういう考えがあったと思うのです。
私が最も印象に残っている和田騎手の騎乗は、クランモンタナの小倉記念(2016年)です。「和田、後ろ! 後ろ!(Link)」のアレです。ぢつは、日刊競馬POGでクランモンタナを指名していたのですが、気性がアレでクラシックどころが古馬になっても重賞を勝てず。。。追って追ってなんとか勝たせてもらった(もうPOG期間は終わっていましたが)ことに感謝しています。このレースを田原成貴元騎手が解説してる動画がYouTubeの “東スポレースチャンネル” にあります。面白いので、リンクを置いておきますね。(Link)
黒船襲来!(クールモアが来るぞ!)
アイルランドを本拠地に、世界的な規模で競走馬事業を展開するクールモアスタッドがJRAの馬主資格を取得したことが29日、分かった。経営者であるジョン・マグニア氏の妻スーザン氏の名義で、所有するフランケル産駒の3歳牡馬が既に栗東・中内田厩舎に入厩。
(日刊スポーツ2026年1月29日の記事より)
1月30日の続報と合わせると、スーザン・マグニア氏名義でJRAへ登録される馬は2頭のようです。
- [牡馬](父)Frankel ×(母)Marsha
- [牝馬](父)Frankel ×(母)Shadow Hunter
まずは、日本でいくつか実績があるFrankel産駒をチョイスしてきました。手堅いですね。叶えば桜花賞やNHKマイルカップに間に合わせたい血統ですが、このタイミングでは難しそうです。牝馬は競走馬生活を終えても日本に残し、社台ファームあたりの種牡馬をつけることを狙ったと妄想しておきます。牡馬の方は、実はそのおまけではないかと 🙂
多くの国で競馬は退潮と聞きますので、上手く進めることが出来れば “本格的に進出” も含んでいるでしょう。それが直ぐさま上手く行かないことも、彼らは重々承知しているでしょう。
長いスパンで見ていきたいですね。


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