京都金杯 回顧
コチラには狙いを書きませんでしたが、
本命はランスオブカオス(1番人気5着)でした。
相手候補:ブエナオンダ、ファーヴェント(回収率 0%)
ランスオブカオスの調教診断は “A” としていました。
スタート後ちょっと引いたつもりが中団の内になってしまったのが、最後まで響いたでしょう。スローペースに落とされ、皆仮柵後の馬場がいい内に密集。最後の直線で外に出そうとした際に勝ち馬に上手いことフタをされ、追い出すタイミングを逸しました。ハンデが57.5kgだったことも考慮すれば、芝1600mの重賞にて変わらずに上位の評価をして良いと思いました。
1着:ブエナオンダ(調教診断 “B”)
スタートは5分でしたが、川田将雅騎手が “遅い” と見てかサッと好位の外に取り付きました。その分序盤はやや行きたがりましたが、我慢できる範囲だった模様です。最後の直線は馬場が良いところを確保出来、いい脚を使いました。芝1600mの重賞では、当面は圏内を考えて良さそうです。
2着:ファーヴェント(調教診断 “A”)
11番枠でしたが、好発を決めて3番手の内を確保しました。スローペースも味方となりました。松山弘平騎手の騎乗は完璧で、状態はパドックでも良さそうに見えました。これで勝てないと、重賞での戴冠は厳しいのではないかぁ、と。芝の1600m重賞では、当面は相手候補に入ります。
他の調教診断 “A” の馬について
ショウナンアディブ(18番人気3着)
10番枠からジワッと4番手に。コースロスなく回り、最後の直線では一旦先頭を伺う勢いもありました。池添謙一騎手の好騎乗だとも思いますが、調教診断を “A” としたとおり、シロウト目にも抜群に追い切りは良かったです。まァ、近走の戦績から、それでも買いづらかったですが。。。
ヤンキーバローズ(7番人気6着)
気性を考えてスタート後押さえたのでしょう。位置取りが悪くなって促すとやや掛かりました。加減速のタイミングがレースの流れと合わず、最後の直線では伸びる場所から一頭外に出す羽目になりました。まだ芝1400m以下の流れる競馬の方が合いそうに思いました。
中山金杯 回顧
本命はケイアイセナ(3番人気12着)でした。
相手候補:アンゴラブラック(回収率 0%)
ケイアイセナの調教診断は “A” としていました。
2,3番手を走っていましたが、1~2角で併走された辺りでムキになっていたように見えました。それを考慮しても、早々に勢いは失われていましたので、57kgを背負っての重賞参戦は荷が重かったのかも知れませんね。
1着:カラマティアノス(調教診断 “C”)
スローペースの中をやや力みながらも4番手に着けていました。3角から持ったまま進出し、ハナ差で押し切りました。津村明秀騎手に上手く乗られこと、ハンデが軽かったことを勘案して、次走以降についての評価は保留とします。
2着:アンゴラブラック(調教診断 “A”)
脚質が背景にあるのかも知れませんが、4角前からの加速で踏み遅れ、これが最後の直線で一時前が壁になってしまったことに繋がったように思います。進路が出来てからは伸びており、力量は示しました。次走はどこを使うのか?この好走は、その判断を難しくしたような気がしますね。
他の調教診断 “A” の馬について
ピースワンデュック(5番人気5着)
5番枠から、あまり遅くない良い逃げをうてたと思います。柴田善臣騎手はレース後 “右回りだとどうも左にもたれる” と語っていますが、それでも中山の最後の直線で坂上までは粘っています。左回りに変わっての前進を期待したいですね。
リカンカブール(12番人気6着)
スタートで躓きましたが、ジワッと出してこれをカバーしました。2番手を併走したものの、勝ち馬に早めに捲られた分最後に厳しくなったと思います。
リフレーミング(14番人気7着)
後方3番手で競馬。4角前から徐々に位置を上げ、馬群を捌いて伸びはしました。この馬なりに結果を出したと思いますが、次走以降、状態が良くても様子見でしょう。
ブランデーロック(13番人気9着)
最後方集団の一角でした。差す競馬でやってきたと申しましても、ハンデ51kgでこれだけ消極的に乗らざるを得ないのでしたら、買い目に加えることは難しい思います。
2025年の年度代表馬はフォーエバーヤング!
ここ、書き直して予定稿から差し替えています。
実は、以下の主旨のシニカルな文章を用意していましたが、破棄することとなりました 😛
フォーエバーヤングが2025年に残した実績は随一でしたがJRAでは一走もしていない、何なら翻っても新馬戦のあとは1回も走ってない(1999年の年度代表馬 エルコンドルパサーは前年にNHKマイルカップとジャパンカップで勝利しているので、“合わせ技” とも理解できる)から、受賞のハードルはかなり高そう。年度代表馬自体、ご時世も加味した競馬記者の方々の投票で、絶対値を示すものではない。競馬を始めた頃はJRAの表彰は気になるが、この結果に過度に反応する必要はないと思っている。
さて、今年のJRAでG1を2勝している馬は2頭。
- ミュージアムマイル(皐月賞、有馬記念)
- ジャンタルマンタル(安田記念、マイルチャンピオンシップ)
八大競争をの内2つを取っていますので、いささか古いこの概念を基準に導き出せば年度代表馬はミュージアムマイルです。これに対し、フォーエバーヤングの世界最高峰ダートレースでの勝利を含む海外G1 2賞をJRAとしてどう評価するか?が、20251年の投票の論点です。
結果、投票総数248票のうち226票を得て、フォーエバーヤングの選出となりました。
競馬の国際化にマッチさせた、今後の基準とであろう出来事です。素晴らしいですね。
一方、
フォーエバーヤングはアメリカの表彰 エクリプス賞にて最優秀ダート古牡馬候補の3頭の内の1頭にノミネートされています。他の2頭はナイソスとシエラレオーネです。
下図にて3頭の戦績を示します。

どの馬もアメリカのG1では1勝しかしておりません。
何を判断軸に置くかによって、結論は変わるでしょう。
- アメリカで勝利したレースの格が最も上、またそれを含みG1 2勝
➡ フォーエバーヤング - 日本馬にエクリプス賞の核心部門を渡すのは嫌。格の高いレース勝ちあり勝率もいい
➡ ナイソス - アメリカのレースに多く出走し、アメリカ競馬に広く貢献かつG1勝ちあり
➡ シエラレオーネ
乱暴に書くとこんな感じでしょうか。
ここからは、個人的なモノの見方になります。
アメリカと日本(社台グループ)の間で、種牡馬としてのフォーエバーヤング争奪戦があります。
結構、熱烈なオファーがアメリカなどから複数来ています。(北海道の)ノーザンファームで生まれた馬なので、もちろん日本で種牡馬になることを第一の選択肢には考えていますけど、ひと通り話は聞こうと思っています。
(馬主の藤田晋氏の発言:サンスポ2025年12月23日の記事より)
これに対し、文字通り日本競馬は文字通り三顧の礼 🙂 (年度代表馬、最優秀4歳以上牡馬、最優秀ダートホース)で応えました。上記の発言を受け、金銭の条件以外でもフォーエバーヤングを囲い込むようギョーカイ総出で動いたようにさえ見えたりします。“ご時世も加味した競馬記者の方々の投票” では、と。うがい過ぎでしょうが。
これで、エクリプス賞の表彰は何もなしだった場合、“アメリカではそんな評価なのですね” ということになり、フォーエバーヤングはアメリカでの種牡馬入りはおろか種付けの権利獲得へのハードルも上がるかも知れないと妄想します。そういう意味で、アメリカでも “フォーエバーヤングにエクリプス賞を!” と考える勢力は一定数いるのではないでしょうか。発表となる1月23日(現地時間では1月22日)が楽しみですね。

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